「愛媛県松山市で燃えるゴミ、燃えないゴミの捨て方の違い」
家庭で毎日出るゴミは、きちんと住んでいる地域のルールを守って分別をしなくてはいけません。
愛媛県松山市に住んでいる場合、燃えるゴミと燃えないゴミの捨て方の違いはどのようになっているのでしょうか?
ゴミを分別せずに捨ると、ルール違反です。
・地域の景観を損ねてしまう
・住んでいる町の生活環境を悪くしてしまう
・近隣の方に迷惑をかてしまう
・掃除当番の方に迷惑をかてしまう
などといった原因になるので注意が必要です。
そこで今回は愛媛県松山市のゴミ出しルールや、燃えるゴミと燃えないゴミの捨て方の違いなどについてご紹介させていただきます。
ゴミを分別する自分も、回収する相手も気持ち良くなれるような習慣を身につけていきましょう。
■愛媛県松山市のゴミ出しルール4原則とは?
愛媛県松山市に住んでいる場合の家庭ゴミの捨て方のルールはどのようになっているのでしょうか?
ここでは、愛媛県松山市のゴミ出しルール4原則をご紹介します。
①ゴミは「ごみカレンダー」を見て、決められた日の朝に出す。収集後には絶対ゴミは出さない。
②ゴミは決められた場所に出す。
③ゴミは正しく分別をして出す。
④ゴミは決められた方法で出す。ゴミ袋の色を守る。
このように愛媛県松山市の独自のルールがあります。
どこの自治体でも当たり前に守らなくてはいけない最低限のルールと言っても過言ではないでしょう。
■ゴミの分別はどうして必要なのか?
毎日のように嫌というほど出るのが「ゴミ」。
1つの袋にまとめて捨てるだけと思いたいところですが、実際は地域のルールに従って分別をしなくてはいけません。
「燃えるゴミと燃えないゴミ」どちらか分からなくても、きちんと調べてゴミの分別をしておかなくては以下のような支障があるからです。
ゴミは再利用できないものは焼却処分によって処分をし、資源として再利用できるものはリサイクルをします。
再利用のできるゴミはびんやスチール缶が挙げられ、びんは再利用をし、スチール缶は別の鉄製品へリサイクルをされます。
しかし、ゴミの分別を行わずにゴミを出してしまうとリサイクルをされることなく全てのゴミが焼却処分をされて埋め立てられてしまうのです。
資源になるゴミはきちんと出したいのは「私達が再利用をするため」なのです。
また、分別をきちんとできていないと再利用できるゴミまで使えなくなるなどリサイクルに悪影響がある可能性もあるのできちんと手間をかけて分別をしなくていけないのです。
■リサイクルの未来は?分別すると何になる?
ゴミは資源として再利用できるものをきちんと分別しておくと、回収後にリサイクルルートに乗せることができるようになります。
では、再利用できる資源にはどのような未来が待っているのでしょうか?
再利用をされる方法について簡単にまとめます。
○古紙
古紙はリサイクルされると
・ダンボール
・絵本
・紙筒
・印刷用紙
などへ生まれ変わることができます。
○紙パック
紙パックはリサイクルされると
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・板紙
・キッチンペーパー
などへ生まれ変わることができます。
○ペットボトル
ペットボトルはリサイクルされると
・卵パック
・飲料用ボトル
・カーペット
・洗剤ボトル
・回収ボックス
・ゴミ袋
・結束バンド
・ユニフォーム
などへ生まれ変わることができます。
○ガラスびん
ガラスびんはリサイクルされると
・アスファルト舗装
・びん
・タイル
・住宅の断熱材
などへ生まれ変わることができます。
○缶
缶はリサイクルされると
・レール
・建材
・自動車
・家電
などへ生まれ変わることができます。
リサイクルをすればこのように生まれ変わることができる資源も、そのままゴミとして出してしまうと焼却処分となってしまうのです。
■愛媛県松山市のゴミの出し方について
愛媛県松山市のゴミの出し方は、
・松山、北条地域
・中島地域
で異なります。
それぞれのエリア別にゴミの出し方をまとめたいと思います。
○松山、北条エリア
愛媛県松山市の松山、北条エリアでは8種11分別で家庭ゴミを収集します。
可燃ゴミ以外は袋を2重にすることが禁止されており、ゴミ収集場に出せるゴミ袋は3袋までとなっています。
【可燃ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前7時まで
・収集頻度:週2回
・ゴミの出し方:45リットル以下の白色半透明の袋に入れる。(白色半透明のレジ袋も可)
【ペットボトル】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月2回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【プラスチック製容器包装】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:週1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【紙類】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:2週に1回
・ゴミの出し方:新聞紙と折込チラシ、紙パック、ダンボール、本類と雑がみの4つに分別し、それぞれを十文字にひもをかける。
【金物、ガラス類】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:2週に1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【埋立ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる(袋に入らないものは、ひもでしばる)。
【水銀ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:3ヶ月に1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【粗大ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:年6回
・ゴミの出し方:戸別収集(はがきでの申し込み制)。
○中島エリア
愛媛県松山市の中島エリアでは10種13分別で家庭ゴミを収集します。
可燃ゴミ以外は袋を2重にすることが禁止されており、ゴミ収集場に出せるゴミ袋は3袋までとなっています。
【可燃ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前7時まで
・収集頻度:週2回
・ゴミの出し方:45リットル以下の白色半透明の袋に入れる。(白色半透明のレジ袋も可)
【ペットボトル】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月2回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【プラスチック製容器包装】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月2回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【紙類】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:新聞紙と折込チラシ、紙パック、ダンボール、本類と雑がみの4つに分別し、それぞれを十文字にひもをかける。
【金物、ガラス類】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【缶類】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【びん類】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【埋立ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる(袋に入らないものは、ひもでしばる)。
【水銀ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
【粗大ゴミ】
・ゴミを出す時間:午前8時まで
・収集頻度:月1回
・ゴミの出し方:小さな粗大ゴミは45リットル以下の無色半透明の袋に入れる。
■愛媛県松山市でゴミを出す場所は?
愛媛県松山市でゴミを出す場所(ゴミ集積場)については町内会や住んでいる管理会社に確認をした上で捨てるようにしましょう。
また以下のようなゴミに該当する場合は、市の運営する施設に持ち込むことが可能です。
○可燃ゴミ、粗大ゴミ(可燃物に限る)
名称:西クリーンセンター
住所:松山市大可賀3丁目525番地6
電話番号:089-953-1153
○可燃ゴミ、粗大ゴミ
名称:南クリーンセンター
住所:松山市市坪西町1000番地1
電話番号:089-971-8862
○埋立ゴミ
名称:横谷埋立クリーンセンター
住所:松山市食場町乙6番1
電話番号:089-977-5235
○埋立ゴミ
名称:大西谷埋立クリーンセンター
住所:松山市大西谷乙129
電話番号:089-977-0929
○可燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ、埋立ゴミ
名称:中島クリーンセンター
住所:松山市中島大浦22
電話番号:089-997-5911
■愛媛県松山市の燃えるゴミ、燃えないの分別について
ゴミ出しは燃えるゴミ、燃えないゴミのルールを守った分別が重要です。
ここでは、愛媛県松山市の燃えるゴミ、燃えないの分別についての情報をまとめます。
○愛媛県松山市の燃えるゴミ、燃えないの分別について
【可燃ゴミ】
・生ゴミ
・写真やアルバム
・プラ製整理用カゴ
・洗剤の箱
・プラ製ハンガー
・バケツ
・プラ製ライター
・洗濯物干し洗濯バサミ
(ペットボトルマーク、プラスチック製容器包装マークがないプラスチック製の日用品に限ります)
【ペットボトル】
キャップとラベルを剥がして分別し、プラの日に出します。
ペットボトルマークが目印になります。
・しょうゆのボトル
・清涼飲料水などのボトル
・お酢のボトル
【プラスチック製容器包装】
プラスチック製容器包装は、汚れを取り除いてから出しましょう。
・キャップ
・ラベル
・発泡スチロール
・洗剤などの容器
・薬の包装シート
(プラスチック製容器包装マークがあるプラスチック製の日用品に限ります)
【金物、ガラス類】
・カミソリ
・ハサミ
・包丁
・缶
・スコップ
・なべ
・フライパン
・びん、ガラス製品
【紙類】
紙パックなどは洗って開き、乾かしましょう。
・新聞紙、チラシ
・紙パック(500ml以上)
・ダンボール
・本類、雑がみ
【埋立ゴミ】
・砂
・土
・陶器
・レンガ
・乾電池
【水銀ゴミ】
・ボタン型電池
・蛍光灯
・蛍光球
・白熱電球
(LED電球は粗大ゴミです)
【粗大ゴミ】
粗大ゴミはハガキでの申し込みになります。
・家具(ベッド、イス、たんす)
・日用品(傘、鏡付きコンパクト、ポリタンクなど)
・時計
・家電製品(ドライヤー、アイロンなど)
○愛媛県松山市で回収のできないもの
【家電4品目】
・エアコン
・テレビ
・冷蔵庫
・冷凍庫
・洗濯機
・衣類乾燥機
・パソコン
これらは、家電リサイクル法に基づき廃棄する人がリサイクル料金を負担してリサイクルをすることが義務付けられています。
【消化器】
自宅で不要になった消化器は、リサイクルシステムを利用する必要があります。
【使用済二輪車】
・スクーター
・原動機付自転車
・バイク
これらは、二輪車リサイクルシステムを活用した処理をしなくてはいけません。
【小型充電式電池】
様々な電池のうち、繰り返し充電をして使い続ける小型充電式電池は資源有効利用促進法に基づき、製造業者等に回収し再資源化が義務付けられています。
■ゴミを分別しないとどうなってしまう?
ゴミの分別はきちんと自治体のルールを守って行わなくては周りの人に迷惑をかけてしまうだけでなく、後から自分が恥ずかしい思いをしてしまうなんてこともあります。
そこでここでは「もしゴミを分別せずに出してしまった場合、どうなってしまうのか?」というお話をします。
○環境に悪影響を及ぼす
ゴミを分別せずに出すと、地球環境に悪影響があります。
ペットボトルや紙をきちんとリサイクルすれば温室効果ガスの削減にもなります。
その理由としては、ペットボトルは石油が原料になっているから。
もし、ペットボトルを分別せずにそのまま焼却処分してしまうと二酸化炭素が発生し温室効果ガスの増加に影響があります。
また、紙もリサイクルをしなければ森林伐採の量が増加し、結果的に二酸化炭素の増加を招いてしまいます。
一人ひとりがゴミの分別をせずに再利用ができるものまで焼却処分をしてしまうと、結果的に地球環境を悪化させてしまうのです。
○自分のゴミだけが残る
ゴミ集積場にやって来たゴミ収集車はゴミを回収しますが、きちんと分別がされていないゴミはそのまま返却や放置をしてしまうことがあります。
自分の住んでいるところへ返却をされると、ゴミの分別ができていないということも近隣の方に知られてしまいます。
また自分のゴミが収集されずに放置してあることに気が付かなければ、生ゴミが腐ったりカラスに漁られてしまうということも起こってしまいます。
自分の住んでいるところがマンションであったりするとゴミの主を特定するために管理人か中身を確認することもあり、非常に恥ずかしい思いをしてしまうのです。
○自治体や管理人に注意をされる
住んでいるマンションなどで自分がゴミの分別をきちんとしていないと、管理人が直接注意をしにやってくることもあります。
また名前は伏せてあるものの書面で注意喚起をする張り紙が貼られたり、回覧が回ってくるなんていうことも。
近隣の住民や管理人に注意を受けて、お互いが嫌な気持ちになってしまわないようにするためにもゴミの分別は最低限のマナーだと考えなくてはいけません。
■ゴミの分別を習慣づけよう
ゴミの分別は、日頃から意識して行うことで習慣づけていくことが可能です。
ゴミをくくってから「面倒くさいな」と仕分けをするよりは、前もって仕分けをしておくことが大切。
そこでここでは、ゴミの分別を習慣づけるためのコツをご紹介します。
○ゴミ箱を分ける
自宅に大きなゴミ箱を1つ置いているだけでは後から分別をするのが面倒になってしまったり、1つずつ確認するのに手間がかかってしまいます。
そのようなことを避けるためには、ゴミ箱を分けて設置するのがオススメ。
例えば
・燃えるゴミ
・燃えないゴミ
・ペットボトル
・びん
・缶
など専用のゴミ箱を作っておけば、そこに捨てるだけで簡単に分別をすることができます。
○ゴミの分別表を持っておく
自治体によってゴミの分別方法は異なります。
「このゴミは、燃えないゴミかな?」など悩んでしまうこともあるかもしれませんが、そんなときに備えて自分の住んでいる地域のゴミの分別表を持っておきましょう。
もし分別方法が分からなくても、分別表さえあれば簡単に分かるようになります。
愛媛県松山市の場合は
・ごみカレンダー
・粗大ゴミ収集申し込みガイド
・ごみ分別はやわかり帳
の3つがあり、ごみ分別はやわかり帳は家庭ゴミの出し方や分け方、排出禁止物や処分方法が記載されています。
もし手元になくても市役所や、地域のホームページにも掲載がいりますので確認すると良いでしょう。
○捨てる前に分別が合っているか確認する
ゴミは、捨ててしまう前にもう一度分別ができているかチェックをしておきましょう。
ゴミを間違えて捨てていないか、部品ごとに分別があっているかなど中身までしっかりと確認をしておきましょう。
■まとめ
ゴミは自治体によって分別方法が異なり、その地域ごとのルールに従って分別することが重要です。
燃えるゴミや燃えないゴミなど、きちんとした分別をしていないと環境悪化を招いたり、近隣の住民へ迷惑をかけることにも繋がってしまいます。
自分のゴミだと特定されてしまい、管理人や自治体から注意を受けることがないように日頃からゴミの分別をする習慣をつけておかなくてはいけません。
自分がゴミの分別をきちんとすることで資源のリサイクルを実現し、結果的に自然環境の保護に貢献しているという喜びも持ちながらトライしてみてくださいね。
今回は愛媛県松山市のゴミ出しルールや、燃えるゴミと燃えないゴミの捨て方の違いなどについてご紹介させていただきました。